- 2009年9月20日 08:30
- 会計
企業会計基準委員会は9月8日、「収益認識に関する論点の整理」を公表しました。
企業会計基準委員会は平成21年11月9日までコメントを募集しその後、国際会計基準審議会(IASB)および米国財務会計基準審議会(FASB)へ継続的に意見発信を行うとともに、わが国における収益認識に関する会計基準の整備に向けた検討を続けていくことを予定しています。
企業会計基準委員会は今後2011年度に公開草案を公表する予定としています。
企業会計基準委員会は今回の公表の目的を下記のように述べています。
① 国際会計基準審議会(IASB)と米国財務会計基準審議会(FASB)が共同で
収益認識に関する会計基準の見直しの検討を進めていることを踏まえ、今後、
我が国においても収益認識に関する会計基準を整備していく一環として公表す
るものであり、広く関係者からの意見を募集することを目的としている。
② IASBとFASBとの共同プロジェクトにより提案されている資産及び負債の変動
に基づく収益認識のモデルは、実現や稼得、所有に伴うリスクと経済価値の移
転等に基づく現行の収益認識のモデルと異なるため、今後、市場関係者に大き
な影響を与える可能性がある。
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