Home > 確定申告 > 医療費控除額は、どのように計算するのか?

医療費控除額は、どのように計算するのか?

  • Posted by: 高頭 日出夫
  • 2009年2月10日 19:46
  • 確定申告

医療費控除の対象となる金額は、次の式で計算されます。


 (その年中に支払った医療費の合計額-保険金などで補填される金額)


  そのため、手術や入院などで高額の医療費を支払った場合においても保険金を受け取った場合には、その金額を差し引きした、実際(ネット)の支出額となります。

  この場合の、「保険金などで補填される金額」とは、例えば、生命保険契約によって生命保険会社

から支払を受ける入院給付金や、傷害保険契約にもとづいて支払を受ける傷害費用保険金・医療保

険金などが代表的なものです。

 さらに、事故で怪我をさせられ入院したというような場合に、加害者から支払を受ける補償金や損害

賠償金も該当します。

 「保険金などで補てんされる金額」は、その給付の目的となった医療費の金額を限度として差し

引きますので、引ききれない金額がある場合でも他の医療費からは差し引きされませんので計算の際

には注意してください。

コメント:0

コメント投稿

トラックバック:0

このページのトラックバックURL
http://www.central-tax.com/mt/mt-tb.cgi/10
このページへのトラックバック一覧
医療費控除額は、どのように計算するのか? from 税務・会計ブログ

Home > 確定申告 > 医療費控除額は、どのように計算するのか?

リンク集
Feeds

ページトップへ戻る