- 2009年7月 9日 17:06
- 税制改正
国税庁は、ダイレクト納付の手続きの詳細を公表しました。
ダイレクト納付とは、事前に税務署に届出等をしておけば、e-Taxを利用して電子申告等の送信をした後に、届出をした預貯金口座から、ワンクリックで即時または期日を指定して納付することができる電子納税の新たな納付手段です。
ダイレクト納付のメリットは・・・
①納付手続が簡単です。(電子申告等の送信後、ワンクリックで納付手続が完了します。)
②インターネットバンキングの契約が不要です。(金融機関との間での契約が入りません。)
③即時又は期日を指定して納付することが可能です。
④税理士が納税者に代わって納付手続を行うことが可能です。
対象となる税金は・・・
源泉所得税、法人税、消費税及び地方消費税、申告所得税、酒税、印紙税など全ての国税について可能となります。
利用可能の金融機関・・・
全ての金融機関が利用できるわけではありませんので、ご利用予定の金融機関がダイレクト納付の利用が可能かどうか確認して下さい。
利用するためには・・・
ダイレクト納付を利用するためには、ダイレクト納付利用届書を所轄の税務署に提出する必要があります。ダイレクト納付利用届出書を税務署に提出してからダイレクト納付の利用が可能となるまでには、おおむね1か月程度かかりますので、利用を検討されている方は早めに提出を行って下さい。
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