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2009年7月 Archive
9月から社会保険料率が変わります
- 2009年7月 8日 17:07
- 社会保険
9月から健康保険料率及び厚生年金保険料率が変更になります。政府管掌健康保険は、昨年10月に「社会保険庁」から非公務員型の「協会けんぽ」へ運営が移された他、健康保険法の改正により今年9月から健康保険料率は全国一律から都道府県ごとに設定されることになりました。新たな健康保険料率は、都道府県ごとの加入者の医療費をもとに決定され、新潟県では0.02%の引き下げになります。一方「厚生年金保険料率」は平成29年にかけて毎年0.354%の料率引き上げが決定しています。
9月からの新潟県の健康保険料率 8.2% → 8.18% (労使折半負担)
厚生年金保険料率 15.35% → 15.704% (労使折半負担)
なお、 全国で健康保険料率が一番低い都道府県は 長野県の 8.15%
全国で健康保険料率が一番高い都道府県は 北海道の 8.26% です。
中小企業緊急雇用安定助成金(21年6月8日改正)
- 2009年7月 3日 11:09
- 助成金
平成21年6月8日より「中小企業緊急雇用安定助成金」の一部改正が行われました。
今回の改正以前に、平成20年12月の制度創設時から幾度も見直しが行われています。
中でも助成金の受給で影響の大きかった改正点をまとめてみました。
1.事業所内教育訓練の対象 1日 → 半日の実施可
半日の場合は、1日当たりの教育訓練費6,000円が半分の3,000円に
2.助成金の支給限度日数 3年間で200日 → 3年間で300日
助成金利用1年目の支給限度日数 200日が限度 → 限度廃止
3.助成金支給率の増加(中小企業の場合) 4/5 → 9/10
過去6ヶ月間に従業員の解雇がないなど、一定の要件を満たした場合に支給率の上乗せ
4.時間外労働(残業)を行った場合の助成金減額 → 廃止
なお、8月1日より雇用保険基本手当日額の最高額が改定されるため、1日当たりの助成金の受給限度額も変更となる見通しです。
試行雇用(トライアル雇用)奨励金
- 2009年7月 1日 13:03
- 助成金
新たに従業員を採用したいが、適正や能力を見てから本採用を決めたいと思われることが多いと思います。ハローワークでは求人の際にトライアル雇用を希望すれば、ハローワークが紹介する方を、原則3ヶ月間試行的に雇い、適正や能力を見てから採用を決めることができる他、トライアル雇用期間について奨励金を受けることができます。
トライアル雇用の対象となる方は次に該当する方で、なおかつ公共職業安定所長がトライアル雇用を経ることが適当であると認める方となります。
①45歳以上65歳未満の高年齢者
②40歳未満の若年者等
③母子家庭の母
④季節的労働者
⑤中国残留邦人等永住帰国者
⑥障害者
⑦日雇労働者・住居喪失不安定就労者・ホームレスなど
トライアル雇用期間1ヶ月につき4万円の奨励金が支給され、最高3ヶ月間受けることができます。
特定就職困難者雇用開発助成金
- 2009年7月 1日 11:21
- 助成金
「60歳以上65歳未満の高年齢者」、「母子家庭の母」、「障害者等」の就職困難者をハローワーク又は一部の職業紹介事業者の紹介で、新たに継続して雇用する労働者として雇い入れた場合には「特定就職困難者雇用開発助成金」が受給できます。
平成21年2月6日より中小企業に対する受給額が増額され、企業規模や新たに雇い入れた対象者に応じて異なりますが、30万円~最高240万円が受給できます。
同様に「65歳以上の離職者」をハローワーク又は一部の職業紹介事業者の紹介により雇い入れた場合には、「高年齢者雇用開発特別奨励金」が受給でき、企業規模や所定労働時間数により30万円~最高90万円が受給できます。
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